2025.02.20
その150 “温故知新 ~ターニングポイント~” 第4回「成長」編
1955年に初の本格的なアッセンブリーを納入以降、石川鉄工はボールジョイントメーカーとしての地位をより強固なものにすべく、挑戦を続けていました。急成長の兆しを見せる萌芽期にどんな挑戦があったのか、見ていきましょう。当時のボールジョイントは給油型と呼ばれるオール金属型で、定期的なメンテナンスが必要でした。メンテナンスフリー化と操縦安定性をアップする狙いからトヨタ自動車工業からの勧めもあり「無給油型」の製造に着手。しかし、これを載せたクラウンがアメリカへ輸出されると、西ドイツのボールジョイントメーカー、エーレンライヒ社(AEC社)から特許侵害の訴えを受けてしまいます。
特許使用料を払うことになり