PRESIDENT'S BLOG夢への扉
2026.04.20
その157 創業110周年:螺旋階段をのぼり、新たな景色へ編
ソミックグループは今年、創業110周年という大きな節目を迎えます。そこで今号から数回にわたり、この大きな節目にあたって私の想いを綴っていきます。今、改めて想うのは、すべての原点である「理念に立ち返る」ということです。策定から10年、なぜ、あの時「言葉」という旗印が必要だったのか。振り返ってみたいと思います。
逆風の中で問い続けた「ソミックとは何か」
私が入社した2006年、ソミックは前年に発生した品質不具合への対応で、組織全体が激しく揺れ、息切れしている状態でした。その後リーマンショック、東日本大震災などの荒波が続き、社長に就任した2012年当時も、現場には疲弊した空気が残っていたと思います。
「このままでは、ソミックがソミックでなくなってしまう」
そんな危機感の中、創業100周年に向けて約9ヶ月間、徹底的に議論して練り上げたのが理念です。私たちが大切にしてきた「友愛」と「挑戦」を言葉に宿すことで、誰もが立ち返ることができる「拠り所」を創りたかったのです。100年にわたり受け継いできた普遍的な価値観を言語化した理念は、荒波の中でも自分たちを見失わないための揺るぎない旗印なのです。
「このままでは、ソミックがソミックでなくなってしまう」
そんな危機感の中、創業100周年に向けて約9ヶ月間、徹底的に議論して練り上げたのが理念です。私たちが大切にしてきた「友愛」と「挑戦」を言葉に宿すことで、誰もが立ち返ることができる「拠り所」を創りたかったのです。100年にわたり受け継いできた普遍的な価値観を言語化した理念は、荒波の中でも自分たちを見失わないための揺るぎない旗印なのです。

磨き上げた既存事業が、未来を創る原動力になる
理念を策定してからのこの10年、「両利きの経営」を掲げて進んできました。業績の向上は、従業員一人ひとりが役割を全うしてきた結果です。効率を追う一方で、ソミックが誇る技術力を正当な価値として伝え、お客様と対等に向き合える強い製造業へと脱皮しました。これは、ただの数字の向上ではなく、私たちのプライドの進化でもあります。
この既存事業が築き上げた圧倒的な信頼と収益の基盤があるからこそ、私たちは次世代に向けた新規事業へ、果敢に踏み出すことができるのです。現在の安定に甘んじることなく未来への挑戦を続けられるのは、110年の歴史をつないできた皆さんの力強い歩みが、揺るぎない「体力」となって私たちを支えているからです。
この既存事業が築き上げた圧倒的な信頼と収益の基盤があるからこそ、私たちは次世代に向けた新規事業へ、果敢に踏み出すことができるのです。現在の安定に甘んじることなく未来への挑戦を続けられるのは、110年の歴史をつないできた皆さんの力強い歩みが、揺るぎない「体力」となって私たちを支えているからです。

螺旋階段をのぼり、新たな景色へ
最近、社内から「人とのつながりが希薄になった」という声を聞くことがあります。これは後退なのでしょうか。私はそうは思いません。ソミックの成長は「螺旋階段」です。上から見れば同じ場所を回っているように見えても、横から見れば、私たちは確実に10年前より高い段に立っています。組織が多様化した今、求められているのは、人とのつながりをを基盤にしながら、互いの専門性を尊重し、高め合う。それは、友愛という不変の精神を磨き直した姿です。今直面しているさまざまな壁は、私たちが次のステージへ進もうとしている進化の証なのです。
以前、ある社員から「台風による塩害で、庭の木が茶色く枯れ、もうだめかと思ったが、根っこが生きていたおかげでまた元気な姿になった」という話を聞きました。私たちの理念も同じです。事業の形や時代背景が変わっても、110年かけて深く根を下ろしてきたソミックの根っこは変わりません。
創業110周年は通過点。この螺旋をさらに高く、共にのぼっていきましょう。
以前、ある社員から「台風による塩害で、庭の木が茶色く枯れ、もうだめかと思ったが、根っこが生きていたおかげでまた元気な姿になった」という話を聞きました。私たちの理念も同じです。事業の形や時代背景が変わっても、110年かけて深く根を下ろしてきたソミックの根っこは変わりません。
創業110周年は通過点。この螺旋をさらに高く、共にのぼっていきましょう。
