PRESIDENT'S BLOG夢への扉
2026.02.20
その156 年頭挨拶編
つながりを、あらためて問い直す
つながりを、あらためて問い直す
年頭挨拶で、私は「つながりを力に変える」ということをお伝えしました。「つながり」という言葉は、これまで何度も使ってきたものですし、ソミックの理念の中にも含まれています。それでも今年の挨拶で「つながり」について話したことの理由、ここでいう「つながり」とは何か、改めてお伝えしたいと思います。
グループである“意味”とは何か
グループを再編した2021年以降、それぞれの会社や部署が、それぞれに役割を果たそうと努力をしてきました。各々が自分たちの強みを磨き、役割を果たすということは、大切にすべき姿です。ただ、役割を果たすことそのものが目的になり、仕事がその会社や部署の中だけで完結してしまうと、どうなるでしょうか。つながりが薄れた状態が続けば、グループである意味は少しずつ薄れていき、ただの集合体になってしまう。私はそこに危機感を持っています。
私たちがグループ会社として存在する理由、強みとは何でしょうか。それは、「同じような役割を持つ会社が集まっている」ということではありません。むしろ逆で、違う機能や判断軸を持っている会社が集まっているからこそ、それらが強くつながったとき、一社では生み出せない価値を生み出せる可能性がある。それが、グループである最大の意味だと考えています。
私たちがグループ会社として存在する理由、強みとは何でしょうか。それは、「同じような役割を持つ会社が集まっている」ということではありません。むしろ逆で、違う機能や判断軸を持っている会社が集まっているからこそ、それらが強くつながったとき、一社では生み出せない価値を生み出せる可能性がある。それが、グループである最大の意味だと考えています。

私たちは大企業ではありません。その分、会社同士の距離は近く、意思疎通も早い。地域に根ざしているからこそ、社外との距離も近い。一方で、小さな会社と比べるとグループとしてちょうどいいスケールメリットがあり、挑戦できる環境があります。この「近さ」と「多様さ」は、実はとても恵まれた条件です。力に変えられるだけの要素は既に持っている。必要なのは、「既にあるつながりを意識する」ことだけです。
役割の中に閉じない
ここで言う「つながり」とは、ただ仲良くすることや、助け合うことではありません。その本質は、自分たちの業務範囲という枠組みを取っ払って考えることにあります。「ここまでが自分の仕事だ」と思考を止めてしまう前に、自分たちの仕事の先にある価値について、立ち止まって考えてほしいです。会社でも、部署でも、仕事はどこかで必ず線が引かれます。それぞれの役割があるからこそ仕事は効率的に回ります。しかし、線を引くこと自体は必要ですが、その線の内側に閉じこもったままでは、新しい価値は生まれない。「つながり」は、グループとして存在する強みを発揮するために必要なツールで、持続的に価値を生み出すための仕組みです。「つながりを力に変える」というのは、他部署や地域へと飛び出して価値を創り上げていくことであり、そのための条件が揃っているのがソミックグループの強みなのです。

つながりを力に変えるために
ではつながりを強くするためにできることはなんでしょうか?「コミュニケーションをしっかりとる」とか、「相手を敬う」といった意見が聞かれますが、それはスタートラインに過ぎません。敬う心やコミュニケーションは保ったうえで、グループとしての強み=つながりをどうやって活用できるか、その一歩先を考えてほしいのです。そこに模範となる解答はありません。日々の仕事の中で、私たち一人ひとりが意識して考える必要があります。ただ一つ、共通して言えそうなことは、つながりを強く持って仕事ができたとき、お互いが「成長した」という実感を持つということです。チーム全員が成長を実感したとき、そのチームのつながりは強くなっているんだと思います。
不確実性が増す世界で、私たちがこれから目指すのは、役割を果たすだけの会社ではありません。役割を超えて持続的に価値を生み出せる会社であり、グループでありたい。そのために、つながりを武器として磨いていきましょう。
不確実性が増す世界で、私たちがこれから目指すのは、役割を果たすだけの会社ではありません。役割を超えて持続的に価値を生み出せる会社であり、グループでありたい。そのために、つながりを武器として磨いていきましょう。