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ソミックグループ、「選択的週休3日制」「兼業・副業」を2022年4月より導入

ソミックマネージメントホールディングス(以下SMHD)は、グループ内の事業会社を対象に、新しい働き方として「選択的週休3日制」「兼業・副業」の制度を、2022年4月1日より導入することをお知らせいたします。
 
■導入の背景・目的
近年、社会の大きな変化により人々の価値観や生活スタイルも多様化し、柔軟な働き方が求められるようになってきました。就業機会の拡大や意欲・能力を発揮できる環境を整えることが企業の重要課題です。
 
SMHD傘下にあるソミックグループの企業は、静岡県浜松市・磐田市を拠点とする自動車部品製造が主力事業であり、産業構造の変化をふまえ持続可能な経営を目指すため、昨年グループ内の事業再編、製造業の枠を越えた新規事業を創出のための会社設立を進めてきました。企業として更なる変革をおこすには、経営の中核であり、イノベーションの源泉である「人財」の可能性を引き出す事が不可欠、と考えました。そのための施策の1つとして、働き方から従来の当たり前の枠を越え、新しい働き方を選択できる環境創りに挑戦します。
 
「選択的週休3日制」「兼業・副業」を選択できることで、ワークライフバランスの向上、学びなおしによるスキルアップ、社会貢献活動等への参加を促進し、従業員のやりがいと成長、ソミックグループの持続可能な経営につなげていきます。
 
■制度概要のポイント  
<選択的週休3日制>
◇基本給・諸手当・賞与…8割支給
◇退職金…減額なし
◇休日の定め…月ごとの変動制
 
<兼業・副業>
◇契約形態…雇用(労働契約)、委任(会社役員)、委託(個人事業主・フリーランス)
◇副業を行えない期間…ソミックでの勤務時間、深夜時間(22時-翌朝5時)
◇月の労働時間上限…ソミックでの残業時間と兼業・副業の労働時間の合計が45時間以内
◇禁止事項…競業他社での副業/機密情報の漏洩行為/会社の利益を害する行為/労務提供に支障が出る場合
 
■制度決定までのプロセス 
これまでの常識に縛られない新しい働き方を実現する上では、労使での綿密な対話と協創が不可欠と考え、中長期でソミックグループの働き方をアップデートしていくための「労使の共同宣言」を掲げ、労使で協働採択しました。この共同宣言は、「Withコロナ時代と、その先の持続可能な社会創りに貢献する為の事業運営を見据え、働きがいと、働きやすさをアップデートしていく」をテーマに据え、ソミックグループにおける働き方改革を、「全員がチャレンジできる環境を創る挑戦」と定義し、3年間かけて取り組んでいくものです。
 
その中で2021年度は「共同宣言の初年度として、単年で導入実現可能な最大の成果をあげ、労使共同で成功体験を創り上げること」をテーマに、「弾力的な労働時間への対応」「柔軟な働く場所への対応」「多様なキャリアへの対応」をキーワードとして、労使協議を重ねました。その中で「選択的週休3日制度」「兼業・副業」の導入を具体的な目標とする事で合意し、2022年4月からの実現に向けて労使での緊密な対話を重ね、導入決定に至りました。
 
2022年度より実際に制度を運用する事で、やったからこそ分かる、よりリアルな制度利用上の課題を吸い上げ、常に制度をアップデートしていきます。また、本制度に留まらず、真にソミックグループの従業員が可能性を最大限に発揮できる制度に常に進化を続けてまいります。