夢への扉

その72 社長になって6年が過ぎました!編

 2018年6月27日、ソミック石川の社長になって丸6年が経ちました。この6年間を振り返ってみるといろいろなことがありましたが、まだまだ自分の未熟さを痛感させられることが多いです。良かったこと、悪かったこと、うまくいったこと、いかなかったこと、日々の一つひとつの経験から、何か一つでも多くのことを学んでいこうと思っています。今月はこの6年間を“言葉”で振り返ってみたいと思います。
 
①2012年 社長就任~目指す姿~
夢のある元気な会社
 これは6年前、社長に就任した時に言った言葉です。ソミックの名前の語源である「夢を創造し未来に挑戦する」という言葉から、最初の“夢”をとり、ソミックは誰もが夢を持つ、そして元気溢れる会社にしたいという思いを込めました。
 
世界トップのボールジョイントメーカー
 ソミックの目指す姿として掲げた言葉です。世界トップとは、売上やシェアではなく、ソミックの技術、生産、販売、管理が、それぞれ世界のトップレベルになり、トップにふさわしい会社になるという思いを込めた言葉です。この言葉は、2011年に作った長期ビジョンでもありました。
 
②2014年 100周年を見据えて
夢をつなぐ 歴史をつなぐ ソミック100
 夢と希望をもって創業100周年を迎えられるようなスローガンをと募集し、最優秀賞となった作品です。100周年という記念すべき時に働く自分たちは、ソミックの先人たちの夢をつなぎ、次の100年に向かって歴史というバトンをつないでいこうという思いが込められています。
 
③2016年 新しい理念
人のつながりを大切にし、力いっぱいの努力で、世の中の役に立ち、愛される会社となる
 これは皆さんが毎日唱和しているソミックの理念です。創業100周年を迎える年に新しい理念を作ろうと、夢の木委員会9人のメンバーと9ヶ月かけて作りました。この理念は、これからもソミックの仲間と共に大事にしていくものです。
 
④2017年 長期方針、スローガン
次の100年に向かって、
1.新しい価値を生み出す
2.新しいリーダーとなる
 新しい100年の1年目である2017年、新しい長期ビジョンの言葉としてつくりました。100年に一度と言われるクルマの大変革期に向かっていく思いをこの言葉にしました。
 
Team SOMIC, With Speed
 新しい100年へのスローガンとして作りました。これから起こるいかなるものに対してもチームとしての力を合わせ、スピードを持ってぶつかっていこうという気持ちを表しました。海外も意識しようと思い、英語にしました。
 
 
 こうやってこれまで発信してきた言葉を見ると、どの言葉にも思いはあるものの、どうも言葉ばかりが躍っているようにも思います。言葉だけが走り、まだまだ心の奥底に浸透していないような気がします。しかし、7年目を迎えた今を良い機会ととらえ、もう一度これらの言葉に恥じないようにと考え、行動していきたいと思います。言葉は言霊です!