夢への扉

その111 海外を巡る「アメリカSAI」編

コロナ禍の影響もあり、久しく海外出張には行けませんでしたが、11月に4年ぶりとなる アメリカ「SAI」の現場巡視 に行ってきました。そこで今回の「夢の扉」は、「海外を巡る旅」と題し、SAI への出張した時のことを書いてみたいと思います。
 
 
2021年11月1日に成田空港から出国です。PCR検査の陰性証明を持参し空港へと入りましたが、中は”もぬけの殻”。お店の多くが閉まっており、これまで見たことのない空港でした。そして13時間後、アメリカ、デンバー空港に到着。そこは日本とは別世界、コロナ前と変わらぬ“人混み”でした。日本も一日でも早く、日常を取り戻したいものです。
 
ブリューワー工場(メイン州)
工場をまわり、工場巡視を行いました。製造現場から生管、物流、倉庫までさまざまな人たちが発表をしてくれました。操業30年となる工場ですが、30年もの間、脈々と受け継がれるチームワークの良さが、ここの強みだと感じました。
隣町のバンガ-は、快晴の空、紅葉に包まれた美しい街でした。
 
ウィスビル工場(バージニア州)
飛行機で移動を1日挟み、ウィスビル工場に入りました。こちらの工場でも多くの部署による発表が行われ、発表は米国人だけではなく日本人出向者、育成出向者も含め、皆英語で発表していました。それは、KAIZEN を全社で取り組んで行こうとするトップの誓いだと感じました。グループ一丸となってやっていきます。
 
SAIに思うこと
どちらの工場も、現場巡視で何度も「KAIZEN」という言葉を聞くことができ、大変嬉しく思いました。工場長自ら「KAIZENこそ我々の未来だ」と壁に打ち出し、米国人、日本人関係なく、共に進んでいく姿がそこにありました。これも、毎週のように日米にてリモート会議を行いコミュニケーションという土台を作り続けた結果だと思います。厳しい状況にあるアメリカですが、ここからが勝負です。
 
<今月の言葉>
”To be better tomorrow than today.”
「今日よりも、よりよい明日のために」
 
アメリカの社長、工場長がクロージングの時に言っていた言葉です。