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「逃げ地図」づくりワークショップでリスクコミュニケーションを
損害保険ジャパン㈱をお招きし、「逃げ地図」づくりワークショップを開催しました。
地域づくりアドバイザー海野様をはじめ、損保ジャパン、磐田市役所より総勢19名、そしてソミックからはBCM委員を含む20名の社員が参加。BCM委員はもちろん、すべての社員が防災意識を向上させ、SOMIC N1 lab Iwataが防災組織として地域や周辺の人々をリードする役割を担うようになることを狙いとして開催しました。
当日の様子はこちら
逃げ地図とは?
最も近い⽬標避難地点までの時間を⾊鉛筆で塗り分けた⼿づくりの地図で、㈱日建設計が考案しました。
見ただけで直感的に危険な場所と逃げる⽅向を理解することができ、ワークショップは全国の自治体や教育機関など幅広く開催されています。
グループそれぞれに設定された条件を考慮して作業後、班ごとに完成した逃げ地図を発表。
地図上の距離はもちろん、実際に地域を知る人から得た高低差や混雑予想などを盛り込んだ情報も併せて紹介されました。
~参加者の感想~
「手を動かし考えることは、これまで漠然としていた防災意識が具体的な行動につながる貴重な機会でした。N1が地域防災の拠点となるための課題も認識できたので、今後の活動に活かしていきます!」
「他部署や外部の方々との交流を通じて、地域と会社の連携に対する重要性を実感。地図作成で得た知識と安心感は、災害時の備えとしてだけでなく、社内コミュニケーションの活性化にも繋がると感じました」
地域づくりアドバイザー海野様は「作業によりコミュニケーション環境ができることが、ワークショップの強いメリットであり最大の目的。会話が発展して安全な街ができてくる」とお話されました。
防災知識の習得はもちろんですが、日ごろから身近な人たちとリスクについて話し合い、有事の際に慌てず協力できる関係性を築くことができたら安心です。

